エチゾラム。0.5mg錠、1mg錠。
気分をリラックスさせるお薬で不安や緊張感をやわらげたり、寝つきをよくします。
マイナートランキライザーと呼ばれる穏やかな抗不安薬に分類されます。
一般に利用される抗不安薬は、ベンゾジアゼピン系とチエノジアゼピン系に分類されるものがほとんどで、デパスはチエノジアゼピン系になります。
ベンゾジアゼピン系と作用機序は同じで、神経伝達のGABA作用を増強することで抑制作用を示し、不安・緊張などを改善するので、中枢神経の他の部位が関与する機能に対しては抑制作用が少ないとされます。
ベンゾジアゼピン系の薬剤は、抗不安、抗けいれん、筋弛緩、鎮静、催眠の作用があり、その強さの割合が薬剤の特徴になります。鎮静、催眠の強いものは入眠剤として使われます。
エチゾラムは抗不安作用と筋弛緩作用が強く、抗不安作用から心身症、うつ病や不眠症、自律神経失調症、更年期障害などに、 筋弛緩作用から、緊張型頭痛や頸椎症、腰痛症、肩こり、けいれん性の疾患にも使用されています。
強さと作用時間から 強・短時間型に分類され、睡眠障害にも使いやすい薬です。
怖い薬ではありませんが、長く服用している場合は、よくなっても急にやめずに徐々に止めないと、調子が悪くなることがあります。
神経症などに使う場合は1日量3mgで分3。心身症や頸椎症などは1日量1.5mgで分3。睡眠障害では、1回1~3mgを寝る前に服用します。
エチゾラムは広く使われており、デパス以外にたくさんの商品があります。
いろいろな科で処方されるので、複数の病院・科を受診されている場合は、名前が違うと気づきにくいので重複しないように注意が必要です。
主な商品
アロファルム、エチカーム、エチセダン、エチゾラム、エチゾラン、エチドラール、カプセーフ、グペリース、サイラゼパム、セデコパン、デゾラム、デムナット、ノンネルブ、パルギン、メディピース、モーズン