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Author: Apo Created: 2007/09/20 6:51
医薬品情報をブログの形式で徐々に提供しようと思います。

抗うつ薬:レスリン(デジレル)
神経系 By Apo on 2008/04/08 9:43

塩酸トラゾドン
25mg錠と50mg錠があります。
1日75~100mgを初期用量とし、1日200mgまで増量。1~数回に分服ですが、服用量には個人差が大きいです。

セロトニンの量を増やし、神経の働きをよくすることで不安感をやわらげ「気分」を楽にするといわれます。 

SSRIに近い薬で、抗コリン作用による口の渇きや便秘の副作用も軽減されています。
ですが、緑内障、前立腺肥大で尿の出の悪い人は注意が必要です。

一般に、抗うつ薬は効果が出るのにしばらく時間がかかります。

また、睡眠初期のREM睡眠を抑制して深い睡眠が得られるので中途覚醒や早期覚醒の改善に効果的とする記述もみられ、寝る前の服用の処方もあります。

依存性も少なく比較的安全性も高いのですが、起床後に眠気が残ったりして、主観的な満足感は得られにくく、ある程度改善するなどで、通常の睡眠導入剤へ切り替えられることも多いようです。


パリエット
消化器系 By Apo on 2008/02/28 7:12

ラベプラゾールナトリウム。10mg錠、20mg錠。
胃酸の分泌をおさえ、胃潰瘍や逆流性食道炎の治療に使われます。
胃潰瘍の原因となる“ヘリコバクター・ピロリ”の除菌にも用います。

胃酸を分泌する「プロトンポンプ」という機能を阻害して、胃酸分泌を強力に抑えるプロトンポンプインヒビター(PPI)という胃薬です。

腸溶錠なので噛んだり砕いたりせずに服用します。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger‐Ellison症候群などには、
1日1回10mg、病状により1日1回20mgまで増量可。
胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間まで。 

逆流性食道炎には、
1日1回10mg、病状により1日1回20mgまで増量可。
8週間まで。再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法では1日1回10mgを継続。

胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリの除菌には、
1回10mg、アモキシシリンとして1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間服用。


レキップ
神経系 By Apo on 2008/02/27 16:06

ロピニロール塩酸塩。 0.25mg錠、1mg錠、2mg錠

ドパミン作動性パーキンソン病治療剤です。(ドパミンアゴニスト)
脳内ドパミンD2受容体に親和性を有する非麦角系選択的ドパミンD2受容体作動薬。 

パーキンソン病の症状である、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢の障害などの症状や日常生活動作、運動能力の低下を改善します。

レボドパ製剤による治療開始時期を遅らせることができるので、若年者では第一選択になるようです。
レボドパ製剤と併用する場合は、 レボドパの減量が可能であり、レボドパ長期服用時おける日内変動(wearing-off現象)の改善効果も期待できます。

非麦角系のドパミンアゴニストは、麦角系でみられる心肺の副作用(間質性肺炎や心臓弁膜症)はありません。 
しかし、パーキンソン治療薬によくみられる、突発的睡眠や傾眠の副作用が多いようです。
自動車の運転や機械の操作、高い所での作業など危険を伴う作業はしないでください。

妊娠中は使用できません。また、幻覚やふらつきなどがみられることがあるので、統合失調症など精神症状の病気、肝臓病、重い腎臓病、重い心臓病、低血圧症、高齢の人などは慎重に使います。

効果が現れるのに時間がかかる薬ですが、飲み始めに消化器症状(悪心、嘔吐等)、低血圧(たちくらみ)などがみられるので、少量から徐々に増量します。(急に立ち上がったりしないようにしてください)
中止する場合も、急に中止すると悪性症候群*などの症状が現れることがあるので、Dr.の指示に従い徐々に減量します。
気ながに、きちんと指示通り服用しましょう。

1 日量を3 回に分けて飲みます。 空腹時服用で消化器症状がみられることが多いので、食後に服用します。

1回0.25mg、1日3回(1日量0.75mg)から開始。
1週毎に1日量として0.75mgずつ増量し、4週目に1日量を3mgとする。
必要に応じ、1日量として1.5mgずつ1週間以上の間隔で増量し、1日量15mgを超えない範囲で、維持量(標準1日量3~9mg)を決める。

*悪性症候群の主な自覚症状:38℃以上の発熱、意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する、筋肉のこわばり、ふるえ、飲み込みにくい、幻覚など


クロミッド
ホルモン関係 By Apo on 2008/02/26 17:15

クロミフェン・クエン酸塩。50mg錠。
排卵誘発剤。排卵障害による不妊症に使います。

抗エストロゲン作用により、卵巣からのフィードバックをブロックし、下垂体から出るゴナドトロピンを増加させ、
卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌を増加。
その結果、卵胞刺激ホルモンにより卵胞が成熟し、黄体形成ホルモンにより排卵がうながされることによります。
有効なのは、性腺刺激ホルモンの低分泌による排卵障害が原因の不妊症です。

ゴナドトロピンを増加させるので、男性不妊症にも用いられます。この場合、性腺刺激ホルモンは睾丸に作用し、男性ホルモンの分泌がよくなり、精子形成が促進されます。

無排卵周期症の場合、排卵の成功率は70~80%以上、第1度無月経でも60~70%くらい有効とのことですが、妊娠の率はこれほど高くはありません。

副作用として、主作用の抗エストロゲン作用による、頚管粘液の分泌不良(精子の侵入障害)と子宮内膜が薄くなることがあり、妊娠成功率が低くなる原因となっています。


ランドセン(リボトリール)
神経系 By Apo on 2008/02/26 13:18

クロナゼパム。 0.5mg錠、1mg錠、2mg錠、細粒0.1%、0.5%
ベンゾジアゼピン系の抗てんかん薬で、てんかん治療以外のいろいろな精神・神経系の病気に対しても広く用いられます。
不随意運動(無意識な体の動き・ふるえ)、レストレスレッグ症候群(むずむず脚症候群)、躁病、うつ病、各種神経症(パニック障害、不安障害など)、神経痛、鎮痛補助など。

重症筋無力症や急性の緑内障のある方は使用を避けます。
安定剤などと併用すると、作用が強くなりすぎることがありますので、服用中の薬は必ずDr.に報告してください。アルコール類も作用を強くすることがあるのでできるだけ控えましょう。

少量から開始し、徐々に増量します。服用が長期になることが多いです。
自分だけの判断で急にやめてしまうと、けいれん発作など体調不良を起こすことがあります。
飲み忘れに注意して、飲む量や回数を必ず守ってください。
必要なくなったら、医師の管理の下でゆっくりと減量して中止します。

飲みはじめに多くみられる副作用は、眠気、ふらつき、脱力感などですが、次第に軽くなることが多いようです。

1日0.5~1mgを1~3回から開始し、徐々に増量。
維持量は通常、クロナゼパムとして1日2~6mgを1~3回に分けて服用。

鎮痛補助剤としては、
0.5mg就寝前1回投与で、4~6日ごとに副作用に注意しながら0.5mgずつ増量。
増量後は投与回数を2~3回にする。
という記述を見つけましたが、適応外でもあり、ケースバイケースなのかもしれません。


トフラニール(イミドール)
神経系 By Apo on 2008/02/26 11:32

塩酸イミプラミン。10mg錠と25mg錠。

うつ病やうつ状態の治療に、憂うつな気分をやわらげ、意欲を高めるために用いられます。
子供の夜尿症の治療にも使われます。

さらに、痛みの神経をしずめる作用があるため、鎮痛補助薬として 片頭痛や、神経痛(帯状疱疹後神経痛)などの治療にも応用されています。

第一世代の三環系抗うつ薬で、作用が強いですが、抗コリン作用による口の渇き、眠気、便秘、排尿困難や、めまい、立ちくらみ、などの副作用が出やすいと言われます。 特に飲み始めに注意してください。
 眠気やめまいを起こすことがあるので、車の運転、危険な仕事、高所での作業には十分注意。
 立ちくらみを起こすことがあるので、立ち上がる時などゆっくり動作する。
 口が乾いて不快なときは、冷たい水で口をすすいだり、小さな氷を口に含む。
 緑内障のある人は服用を避けます。
 前立腺肥大症や心臓病、てんかん、低血圧のある人も慎重に服用します。

抗うつ薬は、効いてくるまで時間がかかります。
服用量は個人差が大きく、少量より開始し、通常、効果が認められるまで徐々に増量。(2~3週間以上)
逆に中止する際は、急に中止すると反動で体調が悪くなることがあるので医師の判断で徐々に減量。

【10mg錠】
抗うつ薬としては、通常成人1日30~70mgを初期用量とし、1日200mgまで漸増し分割経口投与する。まれに300mgまで増量することもある。
遺尿症治療としては、通常学童は1日量30~50mgを1~2回経口投与する。
【25mg錠】
抗うつ薬としては、通常成人1日25~75mgを初期用量とし、1日200mgまで漸増し分割経口投与する。まれに300mgまで増量することもある。
遺尿症治療としては、通常幼児は1日量25mgを1回、学童は1日量25~50mgを1~2回経口投与する。

神経痛に対しては、他の三環系抗うつ薬も同じように効くようですが、用量は、わかりません。
処方されている用量をみたところでは、少量が多く補助的に使われるようです。(1日20mgなど)
おそらく、1日1回(寝る前)10mgから開始、1回(10-25mg)1日(1-3回)までかと思います。


アーチスト(α・βブロッカー)
循環器系 By Apo on 2008/02/25 17:48

カルベジロール、α遮断作用を持つβブロッカー。(α:β=1:8)
1.25mg錠、2.5mg錠、10mg錠、20mg錠。

βブロッカーは、交感神経の心臓のβ受容体を遮断して、心臓の拍動をおさえます。
脈が落ち着き、血圧も下がり、また心筋の運動量を抑えることになるので、酸素・栄養の需要と供給のバランスを改善し労作性狭心症にも効果があります。

αブロッカーは血管にあるα受容体を遮断し血管を広げることで、血圧が下がります。
β遮断による血圧低下に対し、血管が反射的に収縮しようとするのを抑え、血圧に対して相乗的な降圧効果が期待できます。

βブロッカーは、高血圧、狭心症、そして心臓を抑制するので逆のような印象を受けますが、慢性心不全にも使用されます。
少量を慎重に使うことにより、心臓の負担が軽くなり、自覚症状を改善し、長生きにつながることがわかってきました。 きちんと指示通り服用することが大事です。

β受容体を遮断すると気管支は収縮してしまいます。このため喘息のある方は禁忌です。
(基本的には心不全のある方も禁忌ですが、専門医が使用する場合は非常に有効な薬となります。)
心臓のβ受容体はβ1で、気管支のβ受容体はβ2なので、β1選択性のものは喘息への影響が少ないですが、
カルベジロールには選択性はありません。

β遮断は冠血管の攣縮を起こすことがあるので、狭心症でも、運動に起因しない、例えば朝起きるときに苦しくなるなどの異型狭心症には使えません。
また、低血糖を起こすことがあるので、糖尿病治療中の方は慎重に服用します。

高血圧には、成人1回10~20mgを1日1回(適宜増減)。

狭心症には、成人1回20mgを1日1回(適宜増減)。

慢性心不全には、成人1回1.25mg、1日2回から開始(開始用量はさらに低用量としてもよい)。
1回1.25mg、1日2回の用量に忍容性がある場合には、1週間以上の間隔で段階的に増量。
1回服用量は1.25mg、2.5mg、5mgまたは10mg、いずれの用量においても、1日2回。
通常、維持量として1回2.5~10mgを1日2回服用(適宜増減)。


ウテメリン
その他 By Apo on 2008/02/25 14:20

切迫早産治療薬
塩酸リトドリン 5mg錠。

通常、1回1錠を1日3回食後服用。

子宮の平滑筋の交感神経のβ2受容体を選択的に刺激することで、その収縮をおさえます。
おなかの張りや腹痛、出血など流・早産の心配のあるときに用います。

副作用は少ない薬ですが、薬の量が多いと動悸がしやすくなります。

これは、β2選択刺激といえども、少しは心臓のβ1受容体を刺激して心機能亢進を起こすこと、またβ2刺激での血管拡張→血圧低下に対する反射性頻脈と考えられます。

一般に動悸は20~30分で治まるようで、体の左側を下にして横になっているとよいようです。
しかし、あまり動悸がひどいようなら、薬の量を減らすなどの対応が必要かもしれませんので、早めに受診してください。


ロキソニン
解熱鎮痛消炎剤 By Apo on 2008/02/25 14:19

ロキソプロフェンナトリウム 。
広く使用される痛み止め。
60mg錠で原則として1日2回までとし、1日最大180mgを限度。

プロピオン酸系のNSAIDSで比較的副作用の少ない系統です。

痛み止めの作用は、炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)の合成酵素「シクロオキシゲナーゼ(COX)」を阻害しPGの生合成を抑制することによります。(痛みの原因をなくしてくれるわけではありません。)
PGの生合成を抑制することで、胃粘膜の防御機能が弱くなり、胃腸障害が問題となります。

ロキソプロフェンは体の中に入ってから活性化し効力を発揮するプロドラッグで、胃内で直接胃への作用がないので、胃腸障害が軽減されていると言われます。
しかし、やはり胃腸障害には注意が必要です。
胃粘膜を強くする薬がよく併用されます。(ムコスタ、セルベックス、サイトテックなど)

ロキソニンなら大丈夫だったけど、○○は胃腸障害がひどかった。という方もいらっしゃいますが、○○がロキソニンの後発品だったりします。
製造技術というのは簡単なものではないので、あり得る話です。
併用した胃粘膜保護剤の有無、種類や服用したときのタイミングの問題かもしれませんが。

広く使用され、後発品の種類が多い薬なので、複数の病院にかかられている場合、頓服としていろんなロキソプロフェンが処方されて、違う薬だと思って一緒に服用してしまうことがないかが心配です。抜歯後などは別として通常は痛み止めは併用しませんが。

アルコールも胃腸障害が出やすくなるので控えます。
また喘息のある方、腎機能、肝機能の良くない方も注意が必要です。

主なロキソプロフェンナトリウム製剤:ロキソニン、リンゲリーズ、オキミナス、ケンタン、コバソニン、コバロキニン、サンロキソ、シラブル、スリノフェン、ツルメリン、ノブフェン、ポナペルト、レトラック、ロキソート、ロキフェン、ロキフラン、ロキプロナール、ロキペイン、ロゼオール、ロブ、ロルフェナミン、ロキソプロフェン[…]、ロキソマリン、カンファタニン、ウナスチン、ケンタン、ロゼオール、ロルフェナミン、


ロルカム
解熱鎮痛消炎剤 By Apo on 2008/02/25 14:12

ロルノキシカム。
オキシカム系の非ステロイド抗炎症薬(NSAID)で、広く使用されています。
2mg錠と4mg錠があります。通常1回4mgを1日3回食後に服用。1日18mgを限度。 

手術後、外傷後及び抜歯後の消炎・鎮痛には1回8mgを頓用。ただし1日量は24mgまで、服用期間は3日まで。
オキシカム系の薬は半減期が長く1日1回などのものが多いのですが、ロルノキシカムは半減期が短く、
また、作用発現が早いのが特徴で術後の疼痛などの急性症状によく使用されるようです。

痛み止めの作用は、炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)の合成酵素「シクロオキシゲナーゼ(COX)」を阻害しPGの生合成を抑制することによります。(痛みの原因をなくしてくれるわけではありません。)
ロキソニン同様、PGの生合成を抑制することで、胃粘膜の防御機能が弱くなり、胃腸障害が問題となります。
食後に多目の水で服用します。もし、空腹時に飲む場合は、軽食をとるか牛乳で飲むなどで、胃の負担を軽くします。

また喘息のある方、腎機能、肝機能の良くない方も注意が必要です。


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