ロキソプロフェンナトリウム 。
広く使用される痛み止め。
60mg錠で原則として1日2回までとし、1日最大180mgを限度。
プロピオン酸系のNSAIDSで比較的副作用の少ない系統です。
痛み止めの作用は、炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)の合成酵素「シクロオキシゲナーゼ(COX)」を阻害しPGの生合成を抑制することによります。(痛みの原因をなくしてくれるわけではありません。)
PGの生合成を抑制することで、胃粘膜の防御機能が弱くなり、胃腸障害が問題となります。
ロキソプロフェンは体の中に入ってから活性化し効力を発揮するプロドラッグで、胃内で直接胃への作用がないので、胃腸障害が軽減されていると言われます。
しかし、やはり胃腸障害には注意が必要です。
胃粘膜を強くする薬がよく併用されます。(ムコスタ、セルベックス、サイトテックなど)
ロキソニンなら大丈夫だったけど、○○は胃腸障害がひどかった。という方もいらっしゃいますが、○○がロキソニンの後発品だったりします。
製造技術というのは簡単なものではないので、あり得る話です。
併用した胃粘膜保護剤の有無、種類や服用したときのタイミングの問題かもしれませんが。
広く使用され、後発品の種類が多い薬なので、複数の病院にかかられている場合、頓服としていろんなロキソプロフェンが処方されて、違う薬だと思って一緒に服用してしまうことがないかが心配です。抜歯後などは別として通常は痛み止めは併用しませんが。
アルコールも胃腸障害が出やすくなるので控えます。
また喘息のある方、腎機能、肝機能の良くない方も注意が必要です。
主なロキソプロフェンナトリウム製剤:ロキソニン、リンゲリーズ、オキミナス、ケンタン、コバソニン、コバロキニン、サンロキソ、シラブル、スリノフェン、ツルメリン、ノブフェン、ポナペルト、レトラック、ロキソート、ロキフェン、ロキフラン、ロキプロナール、ロキペイン、ロゼオール、ロブ、ロルフェナミン、ロキソプロフェン[…]、ロキソマリン、カンファタニン、ウナスチン、ケンタン、ロゼオール、ロルフェナミン、