ロピニロール塩酸塩。 0.25mg錠、1mg錠、2mg錠
ドパミン作動性パーキンソン病治療剤です。(ドパミンアゴニスト)
脳内ドパミンD2受容体に親和性を有する非麦角系選択的ドパミンD2受容体作動薬。
パーキンソン病の症状である、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢の障害などの症状や日常生活動作、運動能力の低下を改善します。
レボドパ製剤による治療開始時期を遅らせることができるので、若年者では第一選択になるようです。
レボドパ製剤と併用する場合は、 レボドパの減量が可能であり、レボドパ長期服用時おける日内変動(wearing-off現象)の改善効果も期待できます。
非麦角系のドパミンアゴニストは、麦角系でみられる心肺の副作用(間質性肺炎や心臓弁膜症)はありません。
しかし、パーキンソン治療薬によくみられる、突発的睡眠や傾眠の副作用が多いようです。
自動車の運転や機械の操作、高い所での作業など危険を伴う作業はしないでください。
妊娠中は使用できません。また、幻覚やふらつきなどがみられることがあるので、統合失調症など精神症状の病気、肝臓病、重い腎臓病、重い心臓病、低血圧症、高齢の人などは慎重に使います。
効果が現れるのに時間がかかる薬ですが、飲み始めに消化器症状(悪心、嘔吐等)、低血圧(たちくらみ)などがみられるので、少量から徐々に増量します。(急に立ち上がったりしないようにしてください)
中止する場合も、急に中止すると悪性症候群*などの症状が現れることがあるので、Dr.の指示に従い徐々に減量します。
気ながに、きちんと指示通り服用しましょう。
1 日量を3 回に分けて飲みます。 空腹時服用で消化器症状がみられることが多いので、食後に服用します。
1回0.25mg、1日3回(1日量0.75mg)から開始。
1週毎に1日量として0.75mgずつ増量し、4週目に1日量を3mgとする。
必要に応じ、1日量として1.5mgずつ1週間以上の間隔で増量し、1日量15mgを超えない範囲で、維持量(標準1日量3~9mg)を決める。
*悪性症候群の主な自覚症状:38℃以上の発熱、意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する、筋肉のこわばり、ふるえ、飲み込みにくい、幻覚など